
我が家の次男(年長)がお絵描き中
「これも…ちがうぅっ!!」
と言いながら作家さながら紙をぐちゃぐちゃに丸めてポイを繰り返していたので様子を見ると、カブトムシがうまく書けないと嘆いていました。
次男の中で、別の日に上手く書けた渾身のカブトムシの絵がこちら↓
これをもう一度描くために、何枚も紙をぐしゃぐしゃにしながら苦悩の表情でペンをとっていました。
次男「これもちがう」
次男「これもちがう!!」
次々と生み出されてはぐしゃぐしゃポイされる独創的なカブトムシ…。
何度も繰り返すうちにだんだんどんよりとした空気を纏っていきます。
次男「もう゛ぜんぜんう゛まぐかけないぃいぃぃぃ~~~!!(号泣)」
見かねた長男が「次男君、そういうの”スランプ”っていうんだよ。」と謎の助言をすると
次男「僕の頭の中にすらんぷがいるぅうぅぅ~!!(号泣&パニック)」
おばあちゃん「楽しく描けないならやめなさい!いつものにこにこ次男君はどこにいっちゃったの?」と半ばあきれ顔
次男「にこにこ次男君は風でとばされた(シクシク)」今日風強かったもんね…。
蛍光ペンじゃなくて鉛筆で書いてみたら?とか絵本を写してみたら?というアドバイスも、他の遊びに誘っても、食べ物で釣ってみても、励ましも効かず、こうなったらもう手を付けられないのでほうっておきました。その後も何枚も蛍光ペンでカブトムシを描き続け「できた!」と、ようやく納得のいくカブトムシが描けたご様子。
苦悩の末のカブトムシがこちら↓
これを見た家族一同、心の中で
これはだめで
これがOKというOKの基準がわからず困惑(笑)
空気を読んだ長男がかなり芝居くさい言い回しで「すごいねー!上手にかけたねー!右のやつはコーカサスオオカブトでしょ?角が三本あってカッコいいね!」
と太鼓持ち。それに超ご満悦の次男。
風で飛ばされたニコニコ次男君が無事帰ってきてほっとしました(笑)